2017年10月20日

No357 地下30b 巨大地下空間を旅する


357-1 大谷石資料館 29.10.9.jpg

平均深度地下30b、一番深い所では60bもあるという、大地の中に眠る巨大地下空間を訪ねました。

ここは栃木県宇都宮市郊外にある大谷石の地下採掘場跡地です。
ここでは今から98年前、大正8年から昭和61年まで、手掘りや機械掘りで大谷石が採掘され、全国に出荷されていました。

357-2 大谷石資料館 29.10.9.jpg

大谷石は、昭和の時代まではお屋敷の門扉などに好んで使われていました。しかし現在は需要が激減し。採掘は行われていません。
自然界のこの大空間は、現在は近代産業遺産として、「大谷石資料館」の名が付されて一般公開されています。

357-4 大谷石資料館 29.10.9.jpg

357-7 大谷石資料館 29.10.9.jpg

長い長い階段を下り切り、地下に足を踏み入れてびっくり!。
広さは2万平方b、東京ドームがすっぽりと入る巨大空間でした。最深部最は地下60b、平均気温は7度、冷蔵庫内とほぼ同じ温度です。
まさに“地下神殿”、あるいは “地下要塞” といった感で、震撼してしまいました。こうした異次元的空間に感動を覚える方にとっては、ここは聖地かもしれません。
こんなに広い空間を、人が手掘りで掘削してきたのです。

357-6 大谷石資料館 29.10.9.jpg

資料館では手掘り時代の厳しい労働環境を、写真や保存された機材などを通じて学ぶことができます。
手掘り時代の光景です。すべて人力、ツルハシ一本で掘削しています。右の人は切り出した大谷石を背中に背負っています。

357-10 大谷石資料館 29.10.9.jpg

手掘り時代の壁面跡です。目の当たりで見ることが出来ます。

357-11 大谷石資料館 29.10.9.jpg

昭和35年からは機械掘りになりました。

357-12 大谷石資料館 29.10.9.jpg

採掘された大谷石です。石炭と同様に、近代日本を支えた地下埋蔵物です。

357-9 大谷石資料館 29.10.9.jpg

第二次大戦中は陸軍の地下戦闘機軍事工場として使用されたり、戦後は政府米の倉庫として使用されたこともあったそうです。
この空間ですから、映画撮影やアイドルのプロモーションコンテンツの撮影などにも大活躍するということです。古くは「セーラー服と機関銃」、最近では「るろうに剣心」の撮影も行われました。

東京から日帰りOK!。
“熟年修学旅行” 先としても最適です。もちろん若い人たちにも!。
周辺には日本最古の石仏といわれる大矢観音や高さ27bの平和観音など、学びスポットもあります。

ご注意をひとつ。
地下部分は階段が多く、また気温が低いため、年配の方は暖かくしていくとよいと思います。また足腰の不自由な方は、無理をされないことです。
近くにレストランや食堂がないため、昼食時間を挟むと “昼食難民” になります。マイカーでない方は、要注意です。

[ご参考]
[撮影データ]
  〇大谷石資料館 地下採掘現場跡
  〇平成29年10月
[交通]
  〇JR宇都宮駅から路線バスで30分 1時間に1本程度
   関東バスが「大谷観光一日乗車券」を発売

posted by 特急高尾号 at 21:59| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

No356 車内広告の世界(66) 平成29年9月


電車内の吊り広告や駅構内の広告ポスターを、毎月 “定点観測” しています。今回は平成29年9月に出会ったポスターです。

356-1 29.9 車内ポスター.JPG

今月の車内広告では、何といってもこの人の広告が印象に残りました。
存在感、説得力とも抜群です。

何年にもわたって世界最強の強さを誇ってきた吉田さんの姿は、車内広告の世界では、信用・信頼、安心感の強いメッセージとして、私たちに迫ってきます。

356-2 29.9 車内ポスター.JPG

「勤続25年」−。
サラリーマンにとっては、こうした文言についつい反応してしまいます。
お馴染みのこの缶コーヒーは、発売開始25周年という自信にあふれているように見えます。

356-3 29.9 車内ポスター.JPG

これから本格的な秋冬を迎えるのですが、この季節になってもビールの新発売です。この広告も強いインパクトがありました。

そんなに糖質が心配なら、「そもそもビールなんか飲まなければいいのに」、などと野暮なことは言いません。

356-4 29.9 車内ポスター.jpg

クレジットカードと鉄道カード機能を統合させた新カードの広告です。
広告界は、ネコちゃんとワンちゃんが相変わらず引っ張りだこですね。

ゴジラならぬネコちゃんが電車の上に覆いかぶさる様が、なんとも可愛かったです。
それによく見ると、このネコちゃん、きちんとネクタイを締めていました。

356-5 29.9 車内ポスター.JPG

「ペット保険のさらなる充実」と、あります。

人ではありません。ペットの医療費を心配しています。
これも時代を反映した広告ですね。

356-6 29.9 車内ポスター.JPG

今時の大学は、電車の中に広告も出します。
さすが大学ですね。アカデミックに迫っています。

356-7 29.9 車内ポスター.JPG

何、これっという感じですが、「映画のまち」とは東京・調布市のことです。
調布は戦前から映画の撮影所が多数あり、映画とともに発展してきた町ですが、何故かこれまで映画館がありませんでした。

その調布に映画館が誕生するという広告ですが、地元の鉄道会社もー

356-9 29.9 車内ポスター.JPG

356-10 29.9 車内ポスター.JPG

駅名標やホーム案内に映画カメラやフィルムのデザインが入ったものに交換するという熱の入れようでした。
広告ではありませんが、地域と連動したこうした取り組みは楽しい限りです。

356-12 29.9 車内ポスター.JPG

最後は “朝食にもドーン‼ 焼おにぎり” と、朝から元気印いっぱいだった広告を紹介して今月は終わりです。

車内広告は時代を反映し、いつ見ても楽しいものです。

[撮影データ]
  〇首都圏鉄道 車内広告
  〇平成29年9月撮影

posted by 特急高尾号 at 07:51| Comment(0) | 車内広告の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月04日

No355 秋空に、なんともユニーク “天狗駅”


355-1 高尾登山電鉄清滝駅 29.9.24.jpg

“天高く、秋の空” の陽気に誘われて、東京・八王子の高尾山散策を楽しみました。

ふもとのケーブルカーの駅にたどり着くと、何とこんなに大きな天狗のオブジェが出迎えてくれました
ここは高尾山の登山口、高尾登山電鉄ケーブルカーの清滝駅です。

355-2 高尾登山電鉄清滝駅 29.9.24.jpg

この天狗オブジェ見つけた登山客の皆さんは、登山の前から大いに盛り上がっていました。
特に外国人観光客の皆さんは、赤い顔、長い鼻立ちにびっくり!のようでした、


なぜこの駅に天狗といいますと、高尾山には古くから天狗が住んでいるという伝説と信仰が伝わっているためです。
それにしてもこんなに大きな天狗のお出迎えに、びっくりしてしまいました。

実はいま、ここ八王子市では「全国都市緑化はちおうじフェア」が開かれていて、この天狗は鉄道会社が協賛して造り、設置したものです。
天狗面は数千株の植物の苗に覆われ、気温が低くなるにつれ、赤や黄色の色が濃くなっていくと説明がありました。

355-4 高尾登山電鉄清滝駅 29.9.24.jpg

駅は人々が集う場所ー。
様々なスタイル、顔を持つ駅に出会うと、ほんとうに楽しいですね。
この天狗は、「全国都市緑化はちおうじフェア」の会期中、10月15日まで設置されているということです。

[撮影データ]
  〇“天狗面の駅” 高尾登山電鉄清滝駅
  〇平成29年9月24日撮影

続きを読む
posted by 特急高尾号 at 21:56| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月25日

No354 大相撲 99年ぶりの大珍事


354-1 大波乱 大相撲秋場所 東京新聞 29.9.25.jpg
 ▽ 大相撲秋場所星取表を掲載した、平成29年9月25日東京新聞 ▽

24日(日)、大相撲秋場所が終わりました。
前半3連敗した、“一人横綱” の日馬富士が大逆転V!。最後は見事な優勝劇を見せてくれました。

何しろ今場所は、かつて見たことのない休場力士オンパレードという、異常事態でした。

354-2 大波乱 大相撲秋場所 東京新聞 29.9.25.jpg

翌25日(月)の東京新聞朝刊です。
平成29年度大相撲秋場所星取表が掲載されていました。なんと3横綱がけがで全休、2大関、1前頭4枚目も休場というとんでもない場所でした。

354-3 大波乱 大相撲秋場所 東京新聞 29.9.25.jpg

星取表には休場を現す「ヤ」の字がずらりと、延々と続きます。
健在なのは、横綱日馬富士一人だけでした。その一人横綱も前半で3連敗したのですから、一体この場所はどうなっていくのかと、相撲ファンならずとも高い関心が集まっていました。

3横綱2大関の一度での休場は、なんと99年ぶりのことだと、テレビのニュースが伝えていました。
ということで当ブログでは、「ヤ」の文字が延々並ぶ星取表を載せた新聞記事を取り上げました。
相撲協会も今後力士のけがによる休場対策に取り組むということですから、こうした星取表はこれが最後かもしれません。

[撮影データ]
 〇平成29年度大相撲秋場所星取表
   平成29年9月25日(月)東京新聞23面スポーツ欄

posted by 特急高尾号 at 23:52| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月19日

No353 都会の街中 どっこい生き続ける公衆電話


353-1 街中の公衆電話 29.9.14.jpg

東京・渋谷の住宅地です。
何やら公衆電話らしきものを見つけました。近づいてみるとー。

353-2 街中の公衆電話 29.9.14.jpg

353-3-2 街中の公衆電話 29.9.14.jpg

やっぱり緑の公衆電話でした。
最近は緑の公衆電話は激減していますが、公共施設やデパート、駅構内ならいざ知らず、ここは都心の住宅地です。

353-4 街中の公衆電話 29.9.14.jpg

住宅地ではとっくに姿を消していると思い込んでいたので、『えっ、こうした住宅地にもまだあるんだぁ…』と、新鮮な驚きを覚えました。

試しに10円硬貨を入れてみると、ちゃんと「ぷー」と音がし、通話も繋がりましたから、間違いなく本物です。

353-5 街中の公衆電話 29.9.14.jpg

何かの理由、しかるべき判断でここに生き続けている街中の公衆電話器ー。
モバイルの時代ですが、元気に生き続けてくださいね。
なにしろ大災害時の通信規制時、公衆電話はその対象から外されていると聞いたことがあります。

[撮影データ]
 〇東京・渋谷 緑色の公衆電話
 〇平成29年9月14日撮影



続きを読む
posted by 特急高尾号 at 17:25| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月09日

No352 常温飲み物いかが。「常温自販機」!?


352-1 常温自販機  29.8.9.jpg

ぐずついた天候が続いたこの夏でしたが、私鉄電車のある駅で、こんな自販機と出会いました。

352-4 常温自販機  29.8.9.jpg

飲料水の常温販売です。「常温の飲み物揃えています」とあります。
自販機といえば、夏はより冷たく、秋冬は暖かくがモットーだと思いますが、これは敢えて「常温の飲料水あります!」と、反対のアピールです。

352-3 常温自販機  29.8.9.jpg

ペットボトルの下には、「常温販売実施中」との大きな但し書きが。

一部のコンビニでは、常温のペットボトル飲料水の販売もありますが、まさか野外の自販機で常温のペットボトル飲料の販売が行われているとはー。
常識を覆される事例に遭遇すると、思わず立ち止まって見入ってしまいます。
[撮影データ]
  〇常温飲料を揃えた自販機
    京王線仙川駅構内
  〇平成29年8月撮影

posted by 特急高尾号 at 22:02| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月29日

No351 日本の上空を…


351-1 日本上空 29.8.29.jpg

8月29日朝、目覚めてびっくりした方も多かったと思います。
なにしろNHK・民放、全ての放送局でこのニュースが…。

351-2 日本上空 29.8.29.jpg

放送画面に合成されていたこのメッセージは、政府からのオンライン情報のようです。文面がそのまま放送されていたケースを、初めて見ました。

351-3 日本上空 29.8.29.jpg

とても恐ろしい、凄い時代に入りつつあるのだなと実感しました。
今回、直接の被害こそありませんでしたが、不安が大きくよぎります。

351-4 日本上空 29.8.29.jpg

そしてもう一つ、毎日のようにテレビで流れるこの映像。
CGではなく、実写です。視聴者としては、安易に使われているように感じます。子どもたちの目にも入ります。

国際情勢を伝える上で必要だという判断だとは思いますが、伝える内容に関して本当に毎回放映する必然性、また他の映像での代替などが真剣に考慮されているのかというと、不安を禁じえません。

当ブログのスタンス、街角ウォッチングとは直接的な関連は薄く感じられるかもしれませんが、広い意味で暮らしの中の異常な光景の記録として扱いました。

[撮影データ]
  〇平成29年8月29日 午前6〜7時台のテレビ放映画面

posted by 特急高尾号 at 22:28| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月25日

No350 車内広告の世界(64・65) 平成29年7月・8月


電車内の吊り広告や駅構内の広告ポスターは時代の空気を反映し、デザインやキャッチが最先端で見るものを飽きさせません。

そうした中から、毎月印象に残った作品を選んでお伝えしています。
今回は平成29年7月、8月に出会ったポスターです。

【7月】
350-1 29.7車内ポスター.jpg

首都圏ではこの夏、小池東京都知事率いる東京都が主導する時差ビズキャンペーン、「時差Biz」で幕開きでした。
選挙公約では通勤ラッシュの解消を挙げていましたが、その取り組みの一つとして、国交省や首都圏の鉄道事業者などの協力を取り付け、2週間の実証実験が行われました。

朝、人々が少しの時間を前倒して通勤時間帯を早める。結果、朝の通勤ラッシュが緩和され、その分早く帰宅し、それぞれの生活を豊かにしていこうという運動でした。

350-2 29.7車内ポスター.jpg

それに呼応するように、早朝時間帯の乗車にはポイントを付与したり、早朝時間帯に急行電車を増発する電鉄会社も見られました。
しかしまだまだ認知度や参加企業も限られ、効果の実感や定着には時間がかかりそうです。
それでも関係者にとっては、とにもかくにも「出発進行!」ということではあったようです。

350-5 29.7車内ポスター.jpg

ことしの関東地方の夏は、梅雨入りしたとたんに熱くなり、梅雨明けとともに雨模様の天気が続きました。
こうしたメリハリの効いたポスターは、どちらの天候でも気分を爽快にしてくれます。

350-3 29.7車内ポスター.jpg

テレビ番組や広告の世界では、イヌやネコが大流行ですね。
携帯キャリアのワンちゃんの広告あたりが火付けだと思いますが、勢いはネコちゃんにも。

350-4 29.7車内ポスター.jpg

一見、何かなと見入ってしまいます。
化粧品会社の広告でした。1車両全部を借り切っての広告ですから、いやがおうにも目に入ります。
この手の広告デザイン、そして車両丸ごと貸し切りという手法が増えていることも最近の特色です。

【8月】
8月は本来、夏真っ盛りという季節ですが、ことしは梅雨明け後に雨が続くという、ぐずついた天候が続きました。そうした中ー。

350-6  29.8 車内ポスター.jpg

天候不順をドカァ〜ンと吹き飛ばすような、「夏・キラキラくじ 8000万円」という超楽し気な広告が頭上を飾りました。
この広告、「東京都宝くじ」といいますから、驚きです。

350-9  29.8 車内ポスター.jpg

東京都といえば、こちらもそうです。
都営地下鉄線の車内で、「世界マナー美術館」というタイトルの広告を見つけました。歩きスマホをやめるよう注意喚起するポスターです。
何か面白く、ついつい見つめてしまいました。

350-7  29.8 車内ポスター.jpg

「わたしは酔わない」と大書きされたこのポスターは、車内で少々酔いが回ったのか、傾いていました。笑ってしまいます。
梅酒の広告でした。

350-8  29.8 車内ポスター.jpg

東京の「ローストビーフ」、大阪の「ビーフカツ」。あなたはどちらがおいしいと思いますか。
ではハンバーグのマグドナルドの愛称は、東京と大阪では異なっているのをご存知でしょうか。東京は「マック」、大阪では「マクド」というのだそうです。
私は、知りませんでした。マクドナルドはマックと信じて疑わない自分の常識は、他の地域では常識ではないということを思い知らされました。

日本マクドナルドは、期間限定でこの2つの愛称をツイッターでのつぶやき回数で決戦投票を行うという販売促進キャンペーンを8月に実施。その結果、「マクド」派が51%で「マック」派の49%を上回り、関西で使われる「マクド」が勝利したということです。
結果を受けて、関西の「マクド」では優勝セールを行っているといいますから、“うまい広告” 作戦ですね。

350-10  29.8 車内ポスター.jpg

夏休み期間中のこの時期は、全国の大学でオープンキャンパスが花盛りです。
車内は各大学のオープンキャンパスのポスターで、溢れかえっていました。個々の大学ごとの空気感が伝わってきて、結構楽しめます。
でもこの芸術学部は、もう少しお洒落な感覚で迫って欲しいですね。

350-11  29.8 車内ポスター.jpg

7月から8月にかけて、首都圏の鉄道の大半が揃って「スタンプラリー」を開催、路面電車の東京都電までもが行うなど、首都圏鉄道の車内にはスタンプラリーのポスターが溢れました。

地下鉄を軸に相互乗り入れを行う事業者では、共同でスタンプラリーを開催したり、それに加えて自社の単独ものも行ったりと、まさに玉石混合でした。

350-12  29.8 車内ポスター.jpg

先月分で、広告でのネコちゃんの活躍を紹介しましが、こちらは「わんにゃんEXPO」の広告です。
携帯大手キャリアのワンちゃん広告が続く限り、広告媒体ではワンちゃん、ネコちゃんの人気はしばらく続きそうですね。

350-13  29.8 車内ポスター.jpg

350-14  29.8 車内ポスター.jpg

最後は、なんともおいしそうな福島の桃です。
車内吊り広告の世界では、とにかく福島県のものがダントツに目立ちます。
この世界でのアピール術に長けた人材がいらっしゃるのでしょうか。

[撮影データ]
 〇首都圏鉄道 車内等広告
 〇平成29年7月・8月撮影

posted by 特急高尾号 at 23:59| Comment(0) | 車内広告の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月12日

No349 2017年半ば 週刊2誌の広告から


349-1 29.8 現代・ポスト広告.jpg

週刊現代、週刊ポストの2誌が仲良く並んだ、8月半ば夏休み2週間分の合併号の広告です。

ことしも半ばを過ぎ、この2誌の広告記事から、ことし前半のニュースや話題、トレンドを見てみました。


349-2 29.8 現代・ポスト広告.jpg

まずは週刊現代。

広告右側、買ってもらうための売り一番手記事は、「番記者に聞いた総理はいつやめるのか」です。“一強時代”が長期にわたりましたが、一年前には信じられないようなタイトルです。


また「北朝鮮をアメリカは空爆する」と、まるで戦争時代に突入するかのような文字が躍っています。100%非現実的ではないところが恐ろしい点ですがとこの記事を書いている最中、今度は北朝鮮がグアム島周辺へのミサイル着弾も辞さないと表明しました。

こちらも一年前には信じられないような出来事です。

首相の一強盤石体制の潮目が変わる可能性があること、アメリカと北朝鮮の軋轢が高まっていることが、ことし前半の最大事といえそうです。


そのほかは、定番のシニア世代向けの記事のオンパレードです。

「相続税」、「絶対に受けてはいけないガン治療」、「60歳からの〜」、「日本の4大女優」などのタイトルが並びます。女性グラビアは松坂慶子さん、関根恵子さん、風吹ジュンさん、竹下景子さんで、いわばアーカイブス版グラビア大会です。


349-3 29.8 現代・ポスト広告.jpg

次いで週刊ポストは…。

いきなり特大文字で「老前破産」です。

「相続対策」、「65歳になったらやってはいけない薬、手術、運動…」と続き、グラビア女優は何と50歳の南野陽子さんです。


この2誌はかつて働き盛りの男性社会人がメイン購読層でしたが、現在は記事のタイトルや登場する女性タレント名を見れば一目瞭然のように、かつての購買層、現在のシニア層が読者の中核をなしていることは明らかです。


実際にはシニア読者層が、購入組か立ち読み組かは定かではありませんが、両誌ともシニア層にとって有益な情報を提供していることは確かです。しかし一方でその内容からかえって心配や不安が増幅するのではないかと案ずる向きもあるかもしれません。


週刊誌はよく“時代の鏡”と言われますが、出版不況が続く時代にあって、出版社の商魂と読者の関心事がほどよくかみ合っているこの2誌は、まさに“時代の鏡”の役割を果たしているようにも思えます。



posted by 特急高尾号 at 22:28| Comment(0) | トピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月05日

No348 木造・木質空間 都会の鉄道駅にも


348-1 東急池上線戸越銀座駅 木造駅舎 29.7.19.jpg

東京のJR山手線五反田駅から蒲田駅までを結ぶ東急池上線に、ホーム駅舎や屋根、腰掛などの全てを木製にした駅があると聞き、繰り出してきました。


348-2 東急池上線戸越銀座駅 木造駅舎 29.7.19.jpg

運転室直後でかぶりついていると、予想をはるかに上回る木造空間の駅が目に飛び込んできました。


348-3-2 東急池上線戸越銀座駅 木造駅舎 29.7.19.jpg

五反田駅からわずか3駅、5分の距離にある「戸越銀座駅」です。
348-8 東急池上線戸越銀座駅 木造駅舎 29.7.19.jpg

348-5 東急池上線戸越銀座駅 木造駅舎 29.7.19.jpg

屋根から壁面、腰掛にいたるまで、ホーム全体が木造・木質空間に仕立てられています。


348-7 東急池上線戸越銀座駅 木造駅舎 29.7.19.jpg

ホームの改装は昨年12月に行われたということで、東京多摩地区の杉材がふんだんに使われています。

戸越銀座駅は戦前の昭和2年8月の開業ですが、それから90年が経過し、全く新しい都市のお洒落な木造・木質空間に生まれ変わりました。

348-9 京王高尾線高尾山口駅  29.7.13.jpg

こちらは東京多摩地区の京王高尾線高尾山口駅です。

平成21年にミシュランガイドブックの最高評価三ツ星を受けた高尾山の登山玄関駅です。

新宿から次々と特急電車がやってくるこの駅も、木質の空気感に包まれています。


348-10 京王高尾線高尾山口駅  29.7.13.jpg

改札内は、ここがまるで駅であることを忘れてしまいそうな、クラッシックコンサート会場にいるような雰囲気です。


近年は都市の公共施設、商業施設をはじめ、鉄道施設や観光特急列車内でも木造・木質空間が増え始めています。

このあと2020年には、東京のJR山の手線の新品川駅(仮称)や東京五輪のメインスタジアム新国立競技場も木質空間の世界で登場するということですから、今からとても楽しみです。


[撮影データ]

  〇東急池上線 戸越銀座駅

    京王高尾線 高尾山口駅

  〇平成29年7月


posted by 特急高尾号 at 11:08| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする