2011年02月28日

No31 地下鉄の発展を願うマーキュリー像


東京メトロ銀座線の銀座駅です。
ホームから銀座4丁目交差点改札口に上がると、写真のような「ブロンズ像」が目に飛び込んできます。

30-1 マーキュリー像  銀座駅 23.2.12.jpg
この像は「マーキュリー像」といいます。

1951年(昭和26年)に当時の営団地下鉄(正確には帝都高速度交通営団)が、地下鉄への出入口のモニュメントとして、また地下鉄のシンボルとして主要駅に設置したそうです。

昭和26年といえば、まだ銀座線だけしか開通していませんので、その後昭和29年の丸ノ内線開通などに合わせ、順次設置を広げたと思います。


そういえばわたしが少年だった昭和40年代、よく利用した丸ノ内線池袋などで、この像を見かけていたことを思い出します。たしか手でよく触るところは、いろが薄く光り輝いていたような記憶があります。

30-3 マーキュリー像 銀座駅 23.2.12.JPG

この像には、ご覧のように名前、作者と簡単な説明しか記されていませんが、当時は銀座四丁目交差点出入口の上屋軒先にあったものと思われます。

30-4 マーキュリー像 銀座駅.jpg
▽ 銀座線銀座駅 銀座4丁目交差点改札口のマーキュリー像 ▽

銀座駅には、このほか数寄屋橋交差点改札口、中央改札口にも設置されています。画面中央がマーキュリー像です。

ちなみに、マーキュリーとはギリシャ神話の、商業の神、旅人の保護者とのことです。
当時の営団地下鉄が、事業の発展と旅客の安全を願って主要駅に設置したものであろうことが、十二分に推測されます。


31-4 池袋のマーキュリー像.jpg
▽ 池袋東口 丸の内線入り口のマーキュリー像 ▽

それから半世紀以上も経ち、今回私は、私にとっては懐かしの池袋駅を訪れてマーキュリー像を探してみました。すると、なんと今でもその姿を見つけることが出来ました。東口の丸ノ内線入り口階段脇に、颯爽と鎮座しているではないですか。大変懐かしく思いました。

31-5 池袋のマーキュリー像.jpg

そのほか日本橋駅、上野駅、浅草駅、大手町駅、そして営団地下鉄改め「東京メトロ」本社にもこのマーキュリー像があるということです。

東洋一の大規模な路線網を誇る東京メトロですが、マーキュリー像の加護により、いつも安全運行であって欲しいと願っています。

[撮影データ]
  〇東京メトロ マーキュリー像
    銀座線銀座駅銀座4丁目交差点改札口
    丸ノ内線池袋駅東口入り口
  〇撮影 平成23年2月

posted by 特急高尾号 at 10:43| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月21日

No30 京都 昭和モダニズムの食事処

 

28-1 新京極商店街.jpg

ここは、京都の繁華街のど真中、四条河原町近くにある新京極です。

ここに「京極スタンド」と名付けられた洒落た食事処があります。

 

というと、お洒落なお店を想像するかもしれませんが、京料理や和食料理店ではありません。


 





28-2 京極スタンド.jpg


私のお気に入りのこのお店、実は昭和
9年に開店したものです。
昭和モダニズムがいっぱいの、誰でも気軽に入れる洋食の老舗なのです。

28-3 京極スタンド.jpg

フライやオムライス、カツ類はもとより、ビールや酒類も楽しめます。

  

28-4 京極スタンド店内.jpg
店内はこんな感じです。

テーブルやカウンターは創業時の大理石がそのままで、いまでも現役で活躍しています。

まるで戦前の洒落た居酒屋(戦前にはそうした呼び名のお店はないでしょうが…)にタイムスリップしたかのような感じです。

(写真は携帯で撮影したもので、残念ながら濃厚な雰囲気を伝えることは出来ていませんが…)

 

28-5 京極スタンド レジスター.jpg

お店に入り真っ先に目を引くものが、これです。


1920
年代のアメリカ製というレジスターです。しっかりとお金が収まっていました。
いまでも現役で機能するとは、店長さんのお話でした。


戦前の古いポスターや超レトロなレジスター、開店当時のままの大理石のテーブルやカウンターに身を任せ、いつも大勢の観光客や地元の人々で賑わっています。

 

私はここが大のお気に入り。年に2〜3回の京都旅行では、いつも一息つく、至福のくつろぎの場所なのです。

 

[撮影データ]

 ○京都・新京極「京極スタンド」(火曜定休)

   京都市中区新京極通り四条上ル中之町546

   阪急京都線河原町駅より徒歩5分

            平成22年11月12日撮影
posted by 特急高尾号 at 22:37| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月13日

No29 アンクル・トリス

このキャラクターを懐かしいとお思いの方は、そう若くはありませんね。
そういったら失礼かも知れませんが…。

29-1 アンクル・トリス.jpg

このキャラクター、画家・イラストレーターとして知られる柳原良平さんがデザインしたサントリーのトリスウィスキーのイメージキャラクターで「アンクル・トリス」と言います。懐かしくお思いの方も多いのではないでしょうか。
なにしろ1960年代の人気ものでしたから。81年まで活躍しました。

サントリーのホームページによると、生まれは1958年(昭和33年)、楽しくハイボールを飲むのが大好きとあります。
またネットの紹介記事では、少々エッチで女好きだが正義感が強いとあります(笑い)。
2003年、トリスウィスキースクエアの発売に合わせ、22年ぶりに再びテレビのCMに登場しました。

29-2 アンクル・トリス.jpg

私は不覚にも、そのテレビコマーシャルを見た記憶がありません。
昨年秋、大阪市営地下鉄の駅構内で、偶然このポスターと出会いました。こども時代に見たなつかしのアンクル・トリスの姿に感動してしまいました。

このポスター、昨年11月から12月にかけてサントリーミュージアム天保山で開かれた「ポスター天国 サントリーコレクション展」の“ポスター”なのでした。(アンクル・トリスの展覧会ではありません。念のため)

いつの日か、「ブラウン管を飾ったアンクル・トリス展」とでも言うべき展覧会の開催を、サントリートリスを飲みながら熱く思ったことでした。

{撮影データ}
 ○「ポスター天国 サントリーコレクション展」ポスター
   大阪市営地下鉄淀屋橋駅にて平成22年11月14日撮影


posted by 特急高尾号 at 00:06| Comment(0) | トピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月05日

No28 へぇ〜 こんなものも

昨年12月、当ブログNo21でバナナの自動販売機が東京・渋谷駅にあると記しましたが、その後気をつけてあちこちの自動販売機を見ていると、ありました、ありました。へぇ〜、こんなものも扱うんだぁ…と関心する自動販売機を見つけました。

28-1 単行本の自動販売機 恵比寿 23.2.4.jpg

なんと文庫本の自動販売機です。
JR山手線恵比寿駅の、埼京線、湘南新宿ライナーの停車するホームで見つけました。

28-2 単行本自動販売機.jpg

“電車移動は読書タイム”の看板のもと、多種多彩な16種類の文庫本がきれいに並んでいます。

28-3 文庫本自動販売機.jpg

水木しげるの漫画、島耕作のサラリーマンもの、ラブストーリーものなどなど、そして鉄道ものもしっかりと用意されています。

もともと文庫本はホームのキヨスクでも扱っており、売店の端や手前に置かれていますが、このような立派な自動販売機に収まったのは何故なのでしょうか。
湘南新宿ライナーは栃木から神奈川までの長距離を2時間以上もかけて運行するため、文庫本を手にするには丁度よい路線なのかもしれませんね。売店が終わった深夜も、熱心な読者が購入していくのかもしれません。通勤列車の運転区間の長距離化がもたらした、現代の産物かもしれません。

28-4 かさの自動販売機 水道橋 23.2.4.jpg

こちらはJR総武線の水道橋駅東口構内です。
ここでは、雨かさが自動販売機の中に納まっていました。

28-5 かさの自動販売機.jpg

いわゆる透明のビニールかさが1本500円、黒地の折りたたみかさが1本1000円で売られています。
平成23年1、2月の東京地方は、2月5日現在で1ミリ以上の雨が降ったのはたったの1回、乾燥注意報が昨年から37日間も連続で出っ放しの状態です。

そんなことにはお構いなしと、このかさの自動販売機は、看板の電灯をこうこうと点しながら、来る当てもないお客様を待ち続けていました。

28-6 かさの自動販売機.jpg

たかが自動販売機、されど自動販売機。アンテナショップ的なこの販売機の売れ行きを願わずにはいられません。

{撮影データ}
  ○文庫本自動販売機 JR恵比寿駅 埼京線・湘南新宿ライナーホーム
  ○かさの自動販売機 JR総武線水道橋駅東口改札前
    平成23年2月4日撮影

posted by 特急高尾号 at 21:55| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする