2011年06月25日

N047  世界の巨匠 岡本太郎さんの巨大壁画


ここは東京の渋谷駅です。
マークシティ内にある京王井の頭線とJR山手線を結ぶコンコースです。
このコンコースに、大阪万博の「太陽の塔」などを制作し、世界的芸術家として知られる岡本太郎さんの壁画作品、『明日の神話』が飾られています。
初めて見る人は、その壮大なスケール、大きさに圧倒されます。

47-1 「明日の神話」23.6.5.jpg

長さ30メートル、高さ5.5メートルの巨大壁画『明日の神話』は、岡本太郎さんがメキシコシティに建築中のホテルから依頼され、1968年から69年ころにかけて制作したということで、原爆の惨禍がテーマといわれています。
 
その後長い年月を経て、太郎さんの養女である岡本敏子さんが2003年9月にメキシコシティ郊外の資材置き場に保管されていた無惨な状態の『明日の神話』を奇跡的に発見、2005年に日本に戻されました。

2006年に修復が終わり、東京都現代美術館で公開されていましたが、その後の公開の場所は公募となりました。
その結果1日30万人が利用する渋谷駅マークシティ内のコンコースが公開場所として決定し、2008年11月17日に序幕式が行われました。

誰もが自由に、世界の巨匠岡本太郎さんの作品を直接目の当たりにすることが出来る、素晴らしいコンコースです。

47-2 「明日の神話」23.6.5.jpg

ところが このコンコース、今年3月の東日本大震災による節電の影響で、照明は大半が消灯されています。
日中こそは天井の明り取り窓からの外光で『明日の神話』を見ることが出来ますが、夕方ともなるとご覧のようにまるで幽霊屋敷のような薄暗い状態になってしまいます。

原発事故に鑑み、節電は極めて重要な今日的な課題ですが、それにしても世界的芸術家の作品をもう少しきちんとした形で展示できないものかと思うのは、私一人だけではないはずです。

岡本太郎さんや寄贈者の気持ちに報いるためにも、なんとか明るい環境にしてあげたいものです。

[撮影データ]
   〇岡本太郎 『明日の神話』
   〇渋谷マークシティ内 京王井の頭線−JR山手線連絡コンコース
   〇平成23年6月5日撮影

posted by 特急高尾号 at 17:51| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月18日

No46 路面アート 〜東京日野市〜

“路面アート”、前回のNo16に続いて、今回は東京西部、多摩地区の日野市で発見した“路面アート”です。

ここは新宿から30分、京王線の高幡不動駅の周辺です。
i街のあちこちに、ご覧のような素敵な“路面アート”、マンホールの蓋が点在しており、人々の目を楽しませています。

46-1 高幡不動のマンホール 23.3.5.jpg

マンホールの蓋を見ると、「市制40周年」と書かれています。
日野市は市制40周年を記念して、50音の蓋を市内の各所に設置しました。
2003年度の日野市環境白書によると、デザインは市内の小学生によるもので、全部で45種類もあるとの事です。

かるた風にひらがなが一つ付されており、こちら(上の写真)は「ら」です。
これに市内の名所や暮らしぶりなどを結び付けているようで、これは「ら」=「ライオン」と関連ずけて、市内にある「多摩動物公園」を紹介し、かつその施設の象徴の図柄を添えるという、なかなかの優れものです。

46-2 高幡不動のマンホール 23.3.5.jpg

こちらは「白い花咲く百草園」とあります。
多摩地区の人々の憩いの場所、梅の名所として知られる「百草園」を紹介しています。

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「力強い!新線組」。
実は、日野市は新選組のふるさとなのです
新選組副長の土方蔵三や六番隊長の井上源三郎らの出身地なのです。

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「水車小屋 夏にみんなで夏祭り」
かつて市内のあちこちに、このような水車が見られたのだと思います。

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「とんぼ池 夏になったらまた来よう」

昭和の時代、多摩地区ではトンボは日常のものでした。

市制40周年記念の、このマンホール蓋は、高幡不動駅南口のほか、JR豊田駅北口、日野中央公園、黒川清流公園などで見ることが出来ます。

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こちらは日野市の、一般のマンホールの蓋です。
日野市鳥である「かわせみ」がデザインされています。
イラスト入りの、カラーのものとは随分異なりますね。

“路面アート”のご紹介は、今後も続けていきます。


[撮影データ]
  〇日野市 市制40周年記念 カラーイラストマンホール蓋
    京王線高幡不動駅南口周辺で撮影
  〇平成23年3月5日


posted by 特急高尾号 at 09:39| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月09日

No45 追憶のグルメ スパゲティ「ナポリタン」


まずはこの写真から。

45-1 スパゲティ 23.3.7.jpg

喫茶店のスパゲティ「ナポリタン」です。

昭和の時代、喫茶店で食事の食べ物といえば、スパゲティ「ナポリタン」、サンドイッチ、カレーなどが定番でした。
これを懐かしいと思う方は、少々年配かも知れませんが…。

たしか今年の2月だったでしょうか。
東日本大震災の起きる前に、週刊現代が「追憶のグルメ〜喫茶店のスパゲティをもう一度〜」という特集記事を組みました。
そこには東京や大阪で食べられる懐かしの味、店舗が数多く紹介されていました。

45-2 喫茶店「論」 23.3.7.jpg

さっそくそのうちの一つ、東京渋谷にある珈琲専門店「論」を訪れ、ナポリタンを楽しんできました。

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注文して待つことおよそ10分、ご覧のような懐かしの喫茶店のスパゲティが目の前に登場しました。

なんともいえない太い麺、麺のオレンジ色、小粒のグリーンピース、たまねぎ、ななめ細切りの赤いウィンナー、マッシュルーム、粉チーズ、もう完璧です。

そしてテーブルには紙ナプキンは無く、その代わりスプーンがナプキンに包まれているところが、またなんとも昔の雰囲気を思い出させます。

かつて紙ナプキンが付いてくるお店は高級店であり、ふつうはこうしてスプーンに巻かれた1枚のナプキンだけでした。
客にとっては大変貴重な1枚で、口についたソースを、それこそナプキンの表裏を使い、なんとかふき取ったことを思い出します。

スープが取っ手の付いたカップに入って出てくるところ、テーブルが木製なところも、いかにも喫茶店という感じで、良好でした。
ちなみにこのお店では、ナポリタンのほかに、イタリアン、ミートソースも楽しむことが出来ます。

喫茶店の空間と懐かしい味−。
若者の街渋谷で、昭和の時代に思いを巡らせつつ、至福の時間を過ごしました。


[撮影データ]
  〇珈琲専門店「論」
     東京都渋谷区道玄坂1-10-7  五島育英会ビルB1F
    〇平成23年3月7日

posted by 特急高尾号 at 12:42| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月03日

No44 博多駅で見た九州新幹線

5月の連休直後、九州方面を旅したのですが、その際に九州新幹線が全通したJR博多駅で、新幹線のあれこれをウォッチしました。

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3月12日に全線開通した九州新幹線を祝した大広告です。
新装なった博多駅内の大ディスプレーの迫力に驚きました。


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こちらはJR西日本が掲出したディスプレーです。
おとなしい感じですが、左右の人と比べると、いかに大きなものかがお分かりいただけると思います。



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ホームに上がると、JR九州の800系新幹線車両が発車を待っていました。

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JR九州の車両は個性豊かなデザインが特色で、このディスプレーも旅人を飽きさせません。

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車内に入ると、個性的な色彩感覚、部材に木をふんだんに取り入れた空間など、関西や関東などでは見られない、JR九州ならではの豊かな空間に、なかば感嘆、圧倒されました。


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連結面もご覧のとおり。
木目調の壁面がくつろぎを与えてくれます。


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なんと各車両ごとに座席の色合いまで変えており、利用客はわくわくします。


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皮製の座席と木製の肘あてです。

驚きですが、写真のすべては、グリーン車ではなく普通車です。

JR九州は民営化後、特定のデザイナーに列車デザインを一貫して発注しており、特急車両から通勤車両まで全てに心地よいデザインと快適性が貫かれています。企業ポリシーが明確に伝わってきますね。
関東在住の筆者としては、JR九州管内の利用客の皆さんが羨ましい限りです。
博多駅での感動を、少々綴ってみました。


[撮影データ]
  〇JR博多駅
  〇平成23年5月8日


posted by 特急高尾号 at 00:26| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする