2015年08月31日

No254 車内広告の世界(41) 平成27年8月


電車内や駅構内の広告ポスターは時代を反映し、デザインやキャッチが最先端で見るものを飽きさせません。
そうした中から毎月印象に残った作品をお伝えしています。
今回は平成27年8月に出会ったポスターをご紹介します。

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ことしの夏は、この人の顔が溢れました。
お笑いタレントで、作家の又吉直樹さんです。
ご存知「火花」で、ことしの芥川賞を受賞しました。

8月の電車内は、又吉直樹さんの広告で溢れていました。
120万部とありますが、受賞作は売れに売れ、この車内広告が掲出された時点ですでに200万部の売り上げに達していたという事で、あまりの売り上げの速さに車内広告の印刷が追いつかなかったとメディアが報じていました。

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夏休み真っ只中の週刊誌広告です。
何とも物騒な広告タイトルが両サイドに。
そして中央には「老後のお金」と「死ぬまでSEX」−。これが今日のサラリーマンの関心事ということでしょうか−。

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毎年夏は、大学のオープンキャンパスの広告が車内に溢れます。

これはそのうちの一つ−。
さすがファッションとデザインの大学とあって、広告も他とは一味違う垢抜けたセンスで人目を引いていました。

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「夏は福島の "桃" 」と、被災地福島県が甲子園球場を背景に、この時期開催中の高校野球を模、特産品の売込みです。
なんとなく素人的な、ユーモラスな、そして見つめてしまう、印象に残る広告でした。

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私鉄電車の車内や駅構内に登場したこの広告は、『−?』と、見た人を悩ませます。
『ようするに、何なんだ?』という事ですが、「TAKAO」とは、東京西部のあの有名な高尾山を指し、「599」とは高尾山の標高なのだそうです。その後に「MUSEUM」とありますので、何か『博物館か、美術館−?』という事になります。

「599」に引っ張られて『?』となりますが、要は標高599メートルの高尾山に自生する動植物、昆虫、野鳥たちへいざなうミュージアムのオープン広告でした。

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元気いっぱいのこの広告は、カードローンを扱ったものです。
単純ですが、迫力に溢れる握りこぶしに、つい見入ってしまいます。

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「集中なんて、つくれる。」?。
そして頭上のこの数字−。
実は "頭脳派の人向けの−" とアピールした、エナジードリンクの広告でした。

大手飲料メーカーがこの夏に発売したもので、疲労回復や肉体派だけでなく、頭脳派やこれから頭脳派社会人を目指す就活生がターゲットという事でしょうか。

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素敵に見えるこのポスターは、日本盲導犬協会が展開する、盲導犬の啓蒙広告です。
盲導犬と暮らせる生活の大切さ、盲導犬の果たす役割りや障がいのある人への理解促進を投げかけています。


[撮影データ]
  〇首都圏鉄道  車内吊り広告
  〇27年8月撮影

posted by 特急高尾号 at 16:48| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月25日

No253 新宿地下道 若い女性の行列の先は?


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8月22日土曜日、東京・新宿の西口と東口を結ぶ地下道を歩いていると、若い女性の大行列が目に飛び込んできました。

『む、む、む。何だこれは…?』と近づいてみると、

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何やら大型のディスプレーがあり、その前に女性が順番に1人ずつ立って…、

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何やらディスプレーに向かってホーズをとっています。
背景は地下道の構内で、通行人が行きかっています

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やおら画面に「3、2、1」と大きな数字が出て、「バシィ!」とシャッターが切られます。

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そうすると、なんとなんと、「V6」や「Hey ! Sey! JUMP」と自分が一緒に写っている、超お宝とも言える合成画像が大スクリーンに現れます。

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これぞお姫様たちが長蛇の列をなして待ち望んでいた、「超!お宝画像!」です。
このお宝画像を自分のカメラで撮影!。記念に持って帰れるという何ともうれしい、しかも無料の大サービスなのです。

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これは、民放の24時間テレビ「愛は地球を救う」の宣伝イベントの一コマでした。
「V6」や「Hey ! Sey! JUMP」は、この番組のメインパーソナリティということでした。
この場所は様々な広告が展開する超一等地ですが、最近はこのように「体験型」が登場しています。デジタル技術の進展により、広告もリアルタイムで、消費者を巻き込んで次々と現場で産み出されていくという、新たな手法が生み出されそうです。

[撮影データ]
  〇民間放送「24時間テレビ」広告
   新宿地下道の大ディスプレー
  〇平成27年8月22日撮影

[ご注意]
  現在は、すでにこの広告は行われていません。

posted by 特急高尾号 at 09:50| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月21日

No252 東京・渋谷 蕎麦+生ビール440円の至福



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もりそば290円、モルツの生ビール150円。合計440円の至福です。

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ここは東京・渋谷。
文化村通りを登り詰めた三叉路交差点の角、東急デパート本店の真ん前にあるお蕎麦屋さんです。

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ウィンドメニューにはもりそば290円とあり、その左後ろには生ビールが…。

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そしてメニュー人気ランキングの第1位として、なんとお蕎麦屋さんなのに生ビールが堂々の首位に君臨しています。

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それもそのはずで、サントリーのプレミアム生モルツがたったの150円!だからです。
消費税値上げ前は140円でした。
ただしさすがにビールだけでの注文はご法度で、「食事の方に限り」と厳しいお達しが…。まぁ…、どう考えてもそうですよねぇ。

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ともあれ、これで440円。そのうち生ビール代は150円。ビールが大好きな輩にはたまりません。生が飲みたいから、ついつい入ってしまいますね。
のど越しの冷たさとは裏腹に、お店にはビール好きのお客様を誘導せしめてしまう、そんな熱い想いがあるのかもしれません。

ちなみに店内は狭隘で、カウンター席のみのお店ですが、それがまたいい感じなのです。
ぜひ、挑戦あれ。

[撮影データ]
 〇東京・渋谷 東急デパート本店前 蕎麦店
 〇平成27年7月撮影

posted by 特急高尾号 at 10:18| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月16日

No251 心に残る夏の空、夏の雲−。



連日、例年にない猛暑が続いていますが、暦の上では今月8日、立秋を迎えました。
そこでこの夏、私が感動した真っ青な空と、夏の雲の感動を綴ってみようと思います。

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7月中旬、旅先の京都、嵐山で見上げた夏の空です。
あまりにも澄んだ真っ青な空と真夏の雲に、思わず立ちつくしてしまいました。都会では、こうした空と雲は見られません。

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夏の空と、嵐山の清流です。
山々の深緑と、桂川の純白のしぶきがひときわ目に沁みます。

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嵐山の中心、有名な渡月橋から下流の京都市内の方向を見ています。

広く開けた空に、この夏雲の井手達−。
まるで時間が止まっているような、暑さも忘れてしまう光景に、感動してしまいました。

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青空に、白い絵の具で筆を下ろしたような夏の雲−。
手前は夏の花、サルスベリです。青とピンクの対比が、夏の日差しの中で輝いていました。

ここは東京西部、多摩地区を走る多摩都市モノレールの甲州街道駅の真下です。
写真下のかまぼこのような建物は駅舎ですが、あえてモノレールが走っていないカットを選びました。

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最後は、印象的な夕暮れの光景です。

真っ赤に染め上げた夕焼け空の終わり舞台は、迫る夕暮れの闇と、灰色雲の背後から最後の輝きを放つ赤らみの世界の競演となり、見入る人の心に迫ります。

東京・八王子市の京王線北野駅高架ホームからの光景は、日々の暮らしの中でこの駅を利用する善男善女に、一日の終わり、夏の終わりを感じさせてくれます。

七変化する空と雲−。
まるで人生の彩りを見ているようです。

[撮影データ]
  〇京都・嵐山  桂川にかかる渡月橋周辺
  〇東京・日野市 多摩都市モノレール 甲州街道駅近く
  〇東京・八王子 京王線北野駅下りホーム
  平成27年7月〜8月撮影
  撮影はコンパクトデジタルカメラですが、
  色加工等の画像処理は行っていません。


posted by 特急高尾号 at 12:20| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月02日

No250 車内広告の世界(40) 平成27年7月


電車内や駅構内の広告ポスターは時代を反映し、デザインやキャッチが最先端で見るものを飽きさせません。
そうした中から毎月印象に残った作品をお伝えしています。
今回は平成27年7月に出会ったポスターをご紹介します。

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7月と言えば、日本は「お中元」の季節ですね。
これは「日本のお中元」と、中央に堂々の文字。
商品名は左端にさりげなく、そして会社名は右上にもっとさりげなく、です。
もう自信たっぷりの広告ですね。ゴールドの色使いも含めて、貫禄十分です。

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こちらはNHKの、日曜夜の大河ドラマの広告です。
年度途中での、車両全部の貸し切り広告ですから、番組の視聴率、人気は自信たっぷり…ではなく、いわば "テコ入れ" という事でしょうか。スポーツ新聞によれば、最近は "大奥編" という事で、力が入っているとのことでした。
「大河ドラマ」といえども安泰でない時代を、この広告は暗示しています。

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車内に、2種類もの「恐竜展」の広告がありました。
こちらの広告は、今日の "恐竜人気" を反映している証しですね。

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駅売店の夏の飲料水の広告です。
これを見ていると、飲料水にも栄枯盛衰があることが見て取れます。
「お〜い お茶」、「ポカリスェット」、「カルピスウォーター」などは超ロングセラー商品ですね。
左端には、最近頭角を現している「いろはす」なども見られます。

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面白くもない広告…、とお思いでしょうが、いまの日本の住居住宅事情を反映した、特色的な広告なのです。
「空家」はもはや、我が国の一大問題になりつつあります。
老朽化、防犯上の問題は当然のこと、環境問題や課税対策としてもクローズアップされています。
所有者が空家を放置し続けることを社会問題視する機運が出てきたため、企業がこの機運を先取りし、ビジネスチャンスとして捉えようとしているものです。

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家族や友達と気軽に楽しめる音楽会の広告です。
頭上には、こうした楽しい広告がいいですね。

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さてあなたは買いましたか−。
すっかりお馴染みになったこの広告ですが、ホント、当たるといいですね。

私はバラで10枚買いました。外れれば「パァー!」ですが、何しろ当たればジャンボで7億円、ミニでも7,000万円ですからね。
まぁ毎回の事ですが、当たるとも思っていませんが、万一の場合は「家族で山分けするという約束」だけはしています(笑)。

[撮影データ]
  〇首都圏鉄道  車内吊り広告
  〇27年7月撮影

posted by 特急高尾号 at 09:52| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする