2015年12月30日

No270 車内広告の世界(45) 平成27年12月


電車内の吊り広告や駅構内の広告ポスターは時代を反映し、デザインやキャッチが最先端で見る人を飽きさせません。
そうした中から毎月印象に残った作品をお伝えしています。
ことし最後は、平成27年12月に出会ったポスターです。

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首都圏の黄色い電車、中央・総武線各駅停車に乗っていると、なんとドアの上にこの広告−。
「頭の大掃除」−?。この広告は見ないわけにはいきません。

よく見ると、ジュニアから高校生までを対象とした学習塾の広告でした。私などはこの広告を見て、『何の広告?』と考えるだけで、 "頭の大掃除" となりました。

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『ラジオは、いま買え? 何これ?』、という感じですが、在京ラジオ放送局合同の宣伝でした。
いわく「AMがFMでも聴ける。<ワイドFM> 対応ラジオ、ぞくぞく。」そして「ラジオは、いま買え。」とのことでした。

「ラジオを聞いて下さい」とのPRですが、しっかりと、関心をひく作品ではありました。

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ネットショッピングの広告ですが、この立体感が見るものを惹きつけます。何か、明るいですよね。

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年末・年始、贈答やお酒を飲む機会が増える時期ですが、この時期を意識した季節限定ビールの広告です。
料メーカーは次から次へと一年中新しい広告を用意する必要があるようで、『きっと制作は大変なんだろうなぁ…』と思いを馳せてしまいます。

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同じく年末を感じさせるこの広告は、大手・中小私鉄など鉄道事業者の日本民間鉄道協会=民鉄協自身が自らの車両内で展開している広告です。

この広告は今日、酔客だけでなく、イライラや不満のはけ口として、鉄道現場駅員に対する傷害事件の多さを物語った、ある意味 "時代の証人" なのです。

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文字が横に寝ている広告−。
『え〜っ、何これっ』と、思わず口ずさみそうな感じです。

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新年早々、毎年行われている「箱根駅伝」の広告でした。
箱根駅伝の広告は毎年個性的な作品が展開されるのですが、今回もなかなかのものです。放送は日本テレビの独壇場ですが、広告も『さすがだぁな−』と、唸ってしまいます。

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美白マスクの広告です。
商品よりも、見つめられるポスターそのものに釘づけになってしまいます。


新しい年2016年も、時代の空気を反映した、そして個性的で斬新な吊り広告を発掘し、ご紹介していきたいと思います。

[撮影データ]
  〇首都圏鉄道 車内ポスター
  〇平成27年12月撮影

posted by 特急高尾号 at 13:24| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月24日

No269 鴎、カモメ、かもめが飛んでくる


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三浦半島洋上で颯爽と羽を広げるカモメです。
優雅にさえ見える顔だち、何とも魅力的な姿ですが、実は海上を走る遊覧船から、コンパクトカメラで撮影したものです。
つまり、誰にでも撮影が可能という事です。その秘密とは−。

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ここは神奈川県三浦半島の三浦市。
その先端に位置する、東京湾と相模湾に挟まれた三崎漁港です。
私たちは、下のパンフレットにある、城ヶ島からほど近い三崎漁港から、隣の宮川湾を周遊する小型の水中観光船、「にじいろさかな号」に乗っています。

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上の写真では、黄色の観光船運航ルートの海上にいます。
右が東京湾、左が相模湾です。

さて「カモメ」のお話しです。
三崎漁港を観光船で出発すると、

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ご覧の通り−。
城ヶ島大橋を後にすると、どこからともなくカモメたちが姿を現し、観光船の後を追いかけてきます。
こんなに近くまでやって来るので、もう『びっくりぽん!』です。

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どうしてこんなに近づいてくるのかと言うと、どうやら船上の人たちが与えるカモメの好物(かっぱえびせんのような餌=船上で1袋50円で販売)をおねだりしているようなのです。

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走行している船の上で、人の手のひらに乗せた餌を、なんとカモメが飛びながら、素早く口ばしでつまんでいきます。
カモメが観光船を追いかけて来るといっても、まさかこのような光景が出現するとは、夢にも思いませんでした。
"海鳥大好きさん" にとっては、まさに天国のような船上です。

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という事で、撮影の方もご覧のとおり。

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餌を求めて観光船を追ってくるカモメたち。
どうやら人を怖がってはいないようです。そのため直近位置から、いとも簡単に撮影が可能なのです。

橋の上や岸壁で餌をやる光景は全国各地で見られますが、動いている船舶の上で、カモメが自分の手のひらの餌をつついたり、船と同じスピードに合わせて飛ぶのですから、これは驚きです。
つまり自分の目の前でカモメが止まっているのと同じ状態となるのですから、コンパクトカメラでも簡単に撮影が可能でした。

ご覧の写真は全てコンパクトカメラで、望遠を使わず標準レンズで撮影したものです。師走の慌ただしい中での休日でしたが、素晴らしい光景と撮影を堪能しました。

[撮影データ]
  〇神奈川県三浦半島 三崎漁港観光船上にて
  〇平成27年12月12日撮影

[ご参考]

posted by 特急高尾号 at 17:35| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月18日

No268 関西鉄道で出会った巨大車内モニター


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関西の梅田(大阪)−河原町(京都)間を走る阪急京都線の電車です。先日、この電車に乗ってびっくりぽん!でした。

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ドア上にある行先案内等を表示するこのカラー液晶モニター。
どかぁ〜ん!と実に壮大な大きさなのです。

ふつう、よく見られる文字だけの3色LEDのモニターではなく、これだけ巨大な、しかもカラーの車内液晶モニターを見たのは初めてです。その存在感に、驚いてしまいました。
恐らく日本の通勤電車内の車内モニターとしては、最大のものだと思います。

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大型モニターですから、表示は余裕しゃくしゃくです。

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行先だけでなく、天気予報など他の情報との合わせ技も簡単です。

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ホームの階段やエスカレーター、トイレ、自分が乗っている車輌位置なども編成全体で表示できます。

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停車駅一覧も大きな文字で分かり易く、しかも驚いたことに、画面が右から左へとスライドインしてきたのです。
画面全体が動くのですから、またまたびっくりです。

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こちらは従来の3色LEDタイプの行先案内表示です。
京阪電車のものですが、この大きさが普通ですから、いかに阪急電車のものが大きいかがお分かりいただけると思います。

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こちらは関東の京王電鉄のものです。
ドア上には16対9のカラー液晶モニターが2つあり、ひとつは行先案内、もうひとつは広告専用となっています。
首都圏の鉄道では、このように2つのモニターを並べるのが定番です。

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それにしてもこの大きなモニターには、本当にびっくりしました。

何気なく乗る通勤電車の世界にも、東西の鉄道会社で流儀が異なっていたり、時代の最先端の仕様が見られたりと、これだから各地を巡る旅は楽しくてやめられません。

ちなみに最近はこのモニターを使って映像付きニュースを放映し、しかも営業運転中でもオンライン更新が可能な技術も現れていると言いますから驚きです。

街中の大型広告ディスプレーはますます巨大化していますが、鉄道車両の各種モニターもデジタル技術によって革新が始まっているようです。

[撮影データ]
  〇阪急電鉄京都線車内ほか
  〇平成27年11月25日撮影

posted by 特急高尾号 at 18:35| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月11日

No267 京阪電車で見つけた長大ベンチ


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         ▽ 京阪電鉄 東福寺駅 ▽

秋の紅葉を求めて、先月11月下旬、京都の東福寺を訪問しました。
最寄り駅の京阪電鉄線の東福寺駅に降り立つと−。

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ホームの壁面いっぱいにへばりつくように続く、長大な木製ベンチが目に飛び込んできました。

ホームのベンチと言えば、一人ひとりのお尻部分のスペースだけを並べたプラスチック製の腰掛などが定番ですが、これは何と忘れかけていたぬくもりのベンチです。

この京阪電車東福寺駅の開業は、1919(明治43)年です。
さすがにこのベンチは当時作られた代物ではないと思いますが、それでも昭和30年代ころに作られたような雰囲気です。

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お客様が腰かけると、こんな感じです。
鉄道ファンの私にとっては、東福寺の紅葉より、こちらの方が強く印象に残りました。
私鉄電車駅のプラットホームという雰囲気が漂い、しかも多くの人が実際に腰かけているところが、実にいいですね。なかなか味のある光景です。

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          ▽ 上信電鉄 高崎駅 ▽

こちらは群馬県の高崎です。
高崎と下仁田を結ぶ上信電鉄の高崎駅にも、似たようなベンチがあります。

かつて鉄道駅の腰掛は、一人ひとりの腰掛ではなく、こうした横長のベンチが定番であったことを、ここでもうかがわせています。

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         ▽ 銚子電鉄 外川駅 ▽

千葉県の房総半島の最東端を走る、銚子電鉄の外川駅です。
大正時代に開業したこの路線は、今でも1両編成の電車が走る超ローカル路線です。

平成26年に訪問した時に撮影したものですが、ホーム左端に小型の木製腰掛がひっそりと置かれているのが分かります。
座る人もいないような光景ですが、駅ホームと腰掛の原風景とも言える姿です。

ホーム腰掛の光景も様々ですが、冒頭の京阪電鉄東福寺駅の光景は、大都市圏を走る大手私鉄駅の平成時代の光景という点で、かなり貴重な姿と言えます。

[撮影データ]
  〇京阪電鉄東福寺駅
    平成27年11月24日撮影
  〇上信電鉄高崎駅
    平成26年7月撮影
  〇銚子電鉄外川駅
    平成26年11月撮影

posted by 特急高尾号 at 00:04| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月04日

No266 東京駅で、京都駅で 修学旅行生との対面


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先日、関西方面への旅行の際、東京駅でなにやら大勢の人だまりを見つけました。
近づいてみると、制服を身にまとった学生さんたちの団体です。どうやら修学旅行?らしく、そして新幹線に乗るようです。

旅行会社の添乗員と思われる人たち、学校が委嘱したと思われるカメラマンの方々も忙しそうに動き回っています。

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私がホームに上がると、学生さんたちも同じホームでした。
添乗員の人に尋ねてみると、学生は福島県の高校生270名で、これから3泊4日の京都旅行に出かけるということです。
紅葉シーズン真っ盛りと重なって、同一列車に乗ることが出来ず、前後3本の列車に分かれて乗車、一般の方々と一緒の車両に乗るということでした。

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校旗を先頭に列車に乗り込む生徒たち。
久しぶりに対面した修学旅行の光景に、昔むかしの自分の修学旅行を思い出し、なにかこちらまでがワクワクするような感覚を覚えました。

そういえばかつて私たち熟年世代の首都圏から関西方面への修学旅行と言えば、まっ茶色の旧型客車に揺られての旅でした。
その後昭和34年に東海道線に修学旅行専用の「ひので」号が新製登場し、さらに全国各地域にも同様の電車が次々に登場、学生たちの修学旅行が近代化されていきました。

そうした時代を知る人も、もはや60歳代以上ですが、学生服を着て駅構内で整列・待機、そして校旗や旅行会社添乗員の旗を先頭にホームに並ぶ姿は昭和時代そのもので、何か感慨深い光景でした。

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京都駅に降り立つと、今度は帰郷する別の学生たちが駅構内で列車の到着を待っていました。

海外ではこうした旅行は考えられないと聞いたことがあります。
この地を訪れる多くの外国人観光客の目には、はたしてこうした光景はどのように映っているのでしょうか。
ふと、聞いてみたい気分になりました。

[撮影データ]
〇修学旅行生
  東京駅 京都駅
〇平成27年11月24日撮影

posted by 特急高尾号 at 22:25| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする