2016年02月21日

No278 エキナカの “ガチャ”


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東京のJR八王子駅構内を歩いていると、何やら向こうに人だかりが見えてきました。皆さん黄色の商品ケースを真剣に見つめています。

『何、なに−、』と近づいて見ると−、

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「ちょっと1回いかが? ガチャ処」とあります。

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そう、あれです。
縦型自販機のハンドル、つまみをぐるっと回すと “ガチャ” と音がして、カプセルに入ったおもちゃが出てくるカプセル・トイです。
エキナカ、駅の構内に、その「ガチャ」の販売特設コーナーがオープンしていたのです。

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子どもも、学生さんも、大人たちも、みんな真剣に商品を見つめています。お気に入りの商品はあるのか、何を買おうかと思案している様子です。

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丸いカプセルの中に隠されている、景品の数々です。
「取調室」、「中華料理」、「美術品」、「おでん」、「寿司」などの食べ物はもとより、「美術品」、それに「取調室」なんて言うのもあります。さらに動物や怪獣ものは当然としてキャラクターものなど、ありとあらゆる分野の物が取り揃えられており、シリーズ化されているものも数多くあります。
「ガチャ」を繰り返すことで利用料が高額になるため、平成24年には消費者庁が苦言を呈し、社会問題化したほどです。

「ガチャ」と言えば、かつての昭和時代は子ども相手の商品で、スーパーやショッピングセンターなどに2台、3台と置いてあったものですが、最近ではゲームセンターはもとより大型家電量販店などは何十台も並び、びっくりする光景ではなくなりました。

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しかし、よもやですよ。
駅の構内に臨時の特設コーナーが展開していようとは…。夢にも思っていませんでした。

何でもありの世の中ですから、おどろくほどの事でもないのかもしれませんが、それにしても子供だけでなく、高校生や若い社会人、そして立派な大人や買い物途中のお母さんたちも真剣に見入り、そして「ガチャ」に幾枚ものコインを投入し、ガチャ、ガチャとハンドルを回し、出てきた景品に一喜一憂しているのです。
“エキナカ販売のガチャ” もさることながら、むしろそうした “人々の生態” にびっくりしてしました。
聞けば駅構内では、JR池袋駅や秋葉原駅では度々行われているという事ですし、夢中になって買っているのは子どもや学生たちより、むしろ大人の方が圧倒的に多いと言いますから、2度びっくりです。
昭和20年代生まれの私の感覚では、「信じられないような光景」です。

(ご参考)
「ガチャ」は、数あるカプセル・トイの中の、一つの商品名です。

[撮影データ]
  〇駅構内での「ガチャ」特設コーナー
   JR中央線八王子駅
  〇平成28年月18日撮影

posted by 特急高尾号 at 19:50| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月14日

No277 新宿駅の“中国”


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ここは東京・新宿−。
JR新宿駅構内の、中央線や埼京線、湘南新宿ラインの階段にほど近い「アルプス広場」です。いつも大勢の乗降客が絶え間なく行き来しています。(人の顔が映らないよう、人だかりを避けて撮影しています)
日本語の「アルプス」や、中央線や成田エクスプレスの行先・時刻案内表示も見えます。

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ところがびっくりしたことに、周辺の全ての巨大電照広告は、中国語で溢れかえっています。『ここは一体、中国のどこなんだ!?』と、自分が中国にいるように錯覚してしまうような光景に腰を抜かし、しばし立ち止まってしまいました。
日本人はこの広告文字は読めませんし、どう見てもこれは日本人相手ではなく、中国人向けの広告です。

どうやらこの光景は、2月7日から13日まで、ことしの中国の旧正月、春節の7連休で大挙して日本を訪れる、中国人観光客相手に用意されたもののようです。何しろ訪日中国人にとって、新宿は 銀座と並び、“爆買” の本拠地なのです。

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察するところ、“中国銀行とVisa(カード)は、日本において中国人観光客に対して快適なサービスを提供します” というような内容と金額が、具体的に書かれているのでしょうか。

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この場所はふだん、iPhoneの広告で占められているAppleコンピューターの聖地です。
その場所がなんと、中国銀行の広告に取って代わられていたのです。何か異空間に入り込んでしまったような感覚すら覚えた一瞬でした。
何とも驚くべき、中国パワーではありました。

[撮影データ]
  〇JR新宿駅構内
  〇平成28年2月10日撮影

posted by 特急高尾号 at 18:22| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月06日

No276 ホテルのラウンジで見たものは−。


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東京・JR八王子駅前にある、高名なホテルのレストラン街の一角です。
エスカレーターで2階に上がっていくと、視界に木々で形作られたコーナーが現れました。

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ほどなくそれは、あの緑色をした公衆電話機の電話台だったはずだと推測がつきました。
個々のスペースに照明が灯されていますが、すでに主人の姿は無く、いわば ”もぬけの殻" の状態でした。

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決して広くはないスペースですが、なにかここだけは周りと違う、音の無い、時間が止まっているかのような空間に見え、とても神妙な感覚を覚えました。

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一方で立派なホテルですが、公衆電話機を取り外した後もそのままということは、経費節減の表れということでしょうか。
この光景がそのように感じられたのは、時代の空気感かも知れません。

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ところでこのホテルの1階には、ご覧のようにたばこの自動販売機と一体となった、立派な木製の電話ボックスも健在でした。さすがは高名なホテルといったところですが、その電話ボックスの一つに、こんな表示が…。

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ガラス戸の上部に、『国際電話専用』とありました。

緑色の公衆電話機に「国内電話用」と「国際電話専用」の違いがある−。
携帯電話やスマホで世界中どこへでも電話やデータ通信が可能となっている今日、若い人にとっては『いったい何のこと?』、といったことだと思います。

まさに『時代の産物』であり、そのうち『歴史的収蔵物』になりそうな年季物ですが、さすがに高名ホテルだけのことはあり、綺麗に手入れが施されていて、立派な現役でした。

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東京・八王子のホテルで、時代がタイムスリップしたような楽しい発見を味わったことでした。

[撮影データ]
  〇京王プラザホテル八王子  1階・2階ロビー
    JR中央線 八王子駅北口前
  〇平成28年1月31日撮影

posted by 特急高尾号 at 17:43| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする