2017年08月29日

No351 日本の上空を…


351-1 日本上空 29.8.29.jpg

8月29日朝、目覚めてびっくりした方も多かったと思います。
なにしろNHK・民放、全ての放送局でこのニュースが…。

351-2 日本上空 29.8.29.jpg

放送画面に合成されていたこのメッセージは、政府からのオンライン情報のようです。文面がそのまま放送されていたケースを、初めて見ました。

351-3 日本上空 29.8.29.jpg

とても恐ろしい、凄い時代に入りつつあるのだなと実感しました。
今回、直接の被害こそありませんでしたが、不安が大きくよぎります。

351-4 日本上空 29.8.29.jpg

そしてもう一つ、毎日のようにテレビで流れるこの映像。
CGではなく、実写です。視聴者としては、安易に使われているように感じます。子どもたちの目にも入ります。

国際情勢を伝える上で必要だという判断だとは思いますが、伝える内容に関して本当に毎回放映する必然性、また他の映像での代替などが真剣に考慮されているのかというと、不安を禁じえません。

当ブログのスタンス、街角ウォッチングとは直接的な関連は薄く感じられるかもしれませんが、広い意味で暮らしの中の異常な光景の記録として扱いました。

[撮影データ]
  〇平成29年8月29日 午前6〜7時台のテレビ放映画面

posted by 特急高尾号 at 22:28| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月25日

No350 車内広告の世界(64・65) 平成29年7月・8月


電車内の吊り広告や駅構内の広告ポスターは時代の空気を反映し、デザインやキャッチが最先端で見るものを飽きさせません。

そうした中から、毎月印象に残った作品を選んでお伝えしています。
今回は平成29年7月、8月に出会ったポスターです。

【7月】
350-1 29.7車内ポスター.jpg

首都圏ではこの夏、小池東京都知事率いる東京都が主導する時差ビズキャンペーン、「時差Biz」で幕開きでした。
選挙公約では通勤ラッシュの解消を挙げていましたが、その取り組みの一つとして、国交省や首都圏の鉄道事業者などの協力を取り付け、2週間の実証実験が行われました。

朝、人々が少しの時間を前倒して通勤時間帯を早める。結果、朝の通勤ラッシュが緩和され、その分早く帰宅し、それぞれの生活を豊かにしていこうという運動でした。

350-2 29.7車内ポスター.jpg

それに呼応するように、早朝時間帯の乗車にはポイントを付与したり、早朝時間帯に急行電車を増発する電鉄会社も見られました。
しかしまだまだ認知度や参加企業も限られ、効果の実感や定着には時間がかかりそうです。
それでも関係者にとっては、とにもかくにも「出発進行!」ということではあったようです。

350-5 29.7車内ポスター.jpg

ことしの関東地方の夏は、梅雨入りしたとたんに熱くなり、梅雨明けとともに雨模様の天気が続きました。
こうしたメリハリの効いたポスターは、どちらの天候でも気分を爽快にしてくれます。

350-3 29.7車内ポスター.jpg

テレビ番組や広告の世界では、イヌやネコが大流行ですね。
携帯キャリアのワンちゃんの広告あたりが火付けだと思いますが、勢いはネコちゃんにも。

350-4 29.7車内ポスター.jpg

一見、何かなと見入ってしまいます。
化粧品会社の広告でした。1車両全部を借り切っての広告ですから、いやがおうにも目に入ります。
この手の広告デザイン、そして車両丸ごと貸し切りという手法が増えていることも最近の特色です。

【8月】
8月は本来、夏真っ盛りという季節ですが、ことしは梅雨明け後に雨が続くという、ぐずついた天候が続きました。そうした中ー。

350-6  29.8 車内ポスター.jpg

天候不順をドカァ〜ンと吹き飛ばすような、「夏・キラキラくじ 8000万円」という超楽し気な広告が頭上を飾りました。
この広告、「東京都宝くじ」といいますから、驚きです。

350-9  29.8 車内ポスター.jpg

東京都といえば、こちらもそうです。
都営地下鉄線の車内で、「世界マナー美術館」というタイトルの広告を見つけました。歩きスマホをやめるよう注意喚起するポスターです。
何か面白く、ついつい見つめてしまいました。

350-7  29.8 車内ポスター.jpg

「わたしは酔わない」と大書きされたこのポスターは、車内で少々酔いが回ったのか、傾いていました。笑ってしまいます。
梅酒の広告でした。

350-8  29.8 車内ポスター.jpg

東京の「ローストビーフ」、大阪の「ビーフカツ」。あなたはどちらがおいしいと思いますか。
ではハンバーグのマグドナルドの愛称は、東京と大阪では異なっているのをご存知でしょうか。東京は「マック」、大阪では「マクド」というのだそうです。
私は、知りませんでした。マクドナルドはマックと信じて疑わない自分の常識は、他の地域では常識ではないということを思い知らされました。

日本マクドナルドは、期間限定でこの2つの愛称をツイッターでのつぶやき回数で決戦投票を行うという販売促進キャンペーンを8月に実施。その結果、「マクド」派が51%で「マック」派の49%を上回り、関西で使われる「マクド」が勝利したということです。
結果を受けて、関西の「マクド」では優勝セールを行っているといいますから、“うまい広告” 作戦ですね。

350-10  29.8 車内ポスター.jpg

夏休み期間中のこの時期は、全国の大学でオープンキャンパスが花盛りです。
車内は各大学のオープンキャンパスのポスターで、溢れかえっていました。個々の大学ごとの空気感が伝わってきて、結構楽しめます。
でもこの芸術学部は、もう少しお洒落な感覚で迫って欲しいですね。

350-11  29.8 車内ポスター.jpg

7月から8月にかけて、首都圏の鉄道の大半が揃って「スタンプラリー」を開催、路面電車の東京都電までもが行うなど、首都圏鉄道の車内にはスタンプラリーのポスターが溢れました。

地下鉄を軸に相互乗り入れを行う事業者では、共同でスタンプラリーを開催したり、それに加えて自社の単独ものも行ったりと、まさに玉石混合でした。

350-12  29.8 車内ポスター.jpg

先月分で、広告でのネコちゃんの活躍を紹介しましが、こちらは「わんにゃんEXPO」の広告です。
携帯大手キャリアのワンちゃん広告が続く限り、広告媒体ではワンちゃん、ネコちゃんの人気はしばらく続きそうですね。

350-13  29.8 車内ポスター.jpg

350-14  29.8 車内ポスター.jpg

最後は、なんともおいしそうな福島の桃です。
車内吊り広告の世界では、とにかく福島県のものがダントツに目立ちます。
この世界でのアピール術に長けた人材がいらっしゃるのでしょうか。

[撮影データ]
 〇首都圏鉄道 車内等広告
 〇平成29年7月・8月撮影

posted by 特急高尾号 at 23:59| Comment(0) | 車内広告の世界 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月12日

No349 2017年半ば 週刊2誌の広告から


349-1 29.8 現代・ポスト広告.jpg

週刊現代、週刊ポストの2誌が仲良く並んだ、8月半ば夏休み2週間分の合併号の広告です。

ことしも半ばを過ぎ、この2誌の広告記事から、ことし前半のニュースや話題、トレンドを見てみました。


349-2 29.8 現代・ポスト広告.jpg

まずは週刊現代。

広告右側、買ってもらうための売り一番手記事は、「番記者に聞いた総理はいつやめるのか」です。“一強時代”が長期にわたりましたが、一年前には信じられないようなタイトルです。


また「北朝鮮をアメリカは空爆する」と、まるで戦争時代に突入するかのような文字が躍っています。100%非現実的ではないところが恐ろしい点ですがとこの記事を書いている最中、今度は北朝鮮がグアム島周辺へのミサイル着弾も辞さないと表明しました。

こちらも一年前には信じられないような出来事です。

首相の一強盤石体制の潮目が変わる可能性があること、アメリカと北朝鮮の軋轢が高まっていることが、ことし前半の最大事といえそうです。


そのほかは、定番のシニア世代向けの記事のオンパレードです。

「相続税」、「絶対に受けてはいけないガン治療」、「60歳からの〜」、「日本の4大女優」などのタイトルが並びます。女性グラビアは松坂慶子さん、関根恵子さん、風吹ジュンさん、竹下景子さんで、いわばアーカイブス版グラビア大会です。


349-3 29.8 現代・ポスト広告.jpg

次いで週刊ポストは…。

いきなり特大文字で「老前破産」です。

「相続対策」、「65歳になったらやってはいけない薬、手術、運動…」と続き、グラビア女優は何と50歳の南野陽子さんです。


この2誌はかつて働き盛りの男性社会人がメイン購読層でしたが、現在は記事のタイトルや登場する女性タレント名を見れば一目瞭然のように、かつての購買層、現在のシニア層が読者の中核をなしていることは明らかです。


実際にはシニア読者層が、購入組か立ち読み組かは定かではありませんが、両誌ともシニア層にとって有益な情報を提供していることは確かです。しかし一方でその内容からかえって心配や不安が増幅するのではないかと案ずる向きもあるかもしれません。


週刊誌はよく“時代の鏡”と言われますが、出版不況が続く時代にあって、出版社の商魂と読者の関心事がほどよくかみ合っているこの2誌は、まさに“時代の鏡”の役割を果たしているようにも思えます。



posted by 特急高尾号 at 22:28| Comment(0) | トピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月05日

No348 木造・木質空間 都会の鉄道駅にも


348-1 東急池上線戸越銀座駅 木造駅舎 29.7.19.jpg

東京のJR山手線五反田駅から蒲田駅までを結ぶ東急池上線に、ホーム駅舎や屋根、腰掛などの全てを木製にした駅があると聞き、繰り出してきました。


348-2 東急池上線戸越銀座駅 木造駅舎 29.7.19.jpg

運転室直後でかぶりついていると、予想をはるかに上回る木造空間の駅が目に飛び込んできました。


348-3-2 東急池上線戸越銀座駅 木造駅舎 29.7.19.jpg

五反田駅からわずか3駅、5分の距離にある「戸越銀座駅」です。
348-8 東急池上線戸越銀座駅 木造駅舎 29.7.19.jpg

348-5 東急池上線戸越銀座駅 木造駅舎 29.7.19.jpg

屋根から壁面、腰掛にいたるまで、ホーム全体が木造・木質空間に仕立てられています。


348-7 東急池上線戸越銀座駅 木造駅舎 29.7.19.jpg

ホームの改装は昨年12月に行われたということで、東京多摩地区の杉材がふんだんに使われています。

戸越銀座駅は戦前の昭和2年8月の開業ですが、それから90年が経過し、全く新しい都市のお洒落な木造・木質空間に生まれ変わりました。

348-9 京王高尾線高尾山口駅  29.7.13.jpg

こちらは東京多摩地区の京王高尾線高尾山口駅です。

平成21年にミシュランガイドブックの最高評価三ツ星を受けた高尾山の登山玄関駅です。

新宿から次々と特急電車がやってくるこの駅も、木質の空気感に包まれています。


348-10 京王高尾線高尾山口駅  29.7.13.jpg

改札内は、ここがまるで駅であることを忘れてしまいそうな、クラッシックコンサート会場にいるような雰囲気です。


近年は都市の公共施設、商業施設をはじめ、鉄道施設や観光特急列車内でも木造・木質空間が増え始めています。

このあと2020年には、東京のJR山の手線の新品川駅(仮称)や東京五輪のメインスタジアム新国立競技場も木質空間の世界で登場するということですから、今からとても楽しみです。


[撮影データ]

  〇東急池上線 戸越銀座駅

    京王高尾線 高尾山口駅

  〇平成29年7月


posted by 特急高尾号 at 11:08| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする