
暗闇の中に浮き上がる宇宙空間のような明かり。
この光景、実は映画館の切符売場です。

映画館の切符売場と言えば、このようにガラス越しで、中に女性スタッフがいて映画の開始時間が表示されているのが一般的な光景でした。
希望の座席も、「後ろの方」、「通路側」とざっくりとした希望しか聞いてもらえず、いまどの席が空いているのか、隣には人がいるのかいないのかなどの詳しい空席状況は、分からないのが定番でした。

ところがどうでしょう。
この1〜2年、一部のシネコン、映画チェーンではこの切符売場の機械化が一気に進んでいます。
ご覧のように何台ものATMのような自動券売機が並んでおり、観客は機械と向き合い、切符を購入します。

まずは自動券売機の上にある表示ボーで、自分の見たい作品の上映時間を確認します。

次いで端末画面で作品名を選択します。

すると座席の現況一覧画面が出てきます。
座席の白いところは空席で、グレーのところはすでに販売済だということがわかります。

自分の好みの座席を選択、タッチします。
航空機の座席マップのような感覚です。

枚数などを入力すると、支払金額が表示されます。
支払も現金かクレジットカードかなどを選択し、購入・発券となります。
最初は不慣れでしたが、慣れれば大変便利で、何よりも座席の詳細状況がわかり、自分の好みの席を選択できることが画期的です。
従来の窓口と併設かと思いきや、一気に完全機械化するケースも見られ、映画館も様変わりです。
映画館に長い間ご無沙汰している方は、きっと驚くはずの、平成の光景です。
[撮影データ]
〇映画館の切符売場 自動券売機
自動券売機はTOHOシネマズ府中(東京・府中市)
〇平成25年11月撮影
おりましたが、機会化されてるの
ですね。座席にはちょっとこだわ
りがあるので座席状況が確認でき
るのは便利。毎回、気に入った席が
確保できるか席を取るまで結構落
ちつかなかったりしたものです。
しかし、日本の映画は高いので
ここ10年程は試写会ばかりで、き
ちんとチケット購入した事がなか
ったです。(苦笑)
ご無沙汰しています。映画を観る時、やっぱり席は重要ですよね。機械化で便利になった点ですね。因みに60歳台になられれば、お一人様1,000円、ご夫婦で行かれれば、いつでも夫婦割引で、お二人で2,000円で観られます。