2014年08月22日

No205 “ベビーカーマーク” が登場


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東京都心を中心に走る東京メトロ、それに都営地下鉄線の車両で、この夏7月頃からご覧のようなステッカーが貼られていることに気づきました。
大人が押すベビーカーに子どもを乗せた図案の「ベビーカー」のステッカーです。

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車いす優先スペースのステッカーと一緒に貼られており、車内に入っても同様に、同じスペースに貼られています。

どうやら従来の車いす優先スペースとベビーカーの優先スペースを兼用し、“お子さんを乗せたベビーカーもこちらにどうぞ” ということのようです。
もちろんお母さん、お父さんは、子どもの安全に対して細心の注意を払うことが大前提です。

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  ▽ ベビーカー優先ステッカーを取り付けた都営地下鉄車両 ▽

かつて日本の鉄道事業者はベビーカーについて、たたまずにそのままでの乗車は不可としてきた歴史があります。走る電車が急停車した場合のベビーカー転倒に伴う事故を恐れ、また混雑する通勤電車内では一般の乗客への迷惑、支障を気にしていたようです。

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しかし近年の利用者からの強い要望を受け、また各鉄道事業者も法律に伴う駅構内のバリアフリー化や車両の車いすスペースの設置が進んでいることを受け、国土交通省や鉄道・バス会社の団体などで作る協議会はことし3月、「公共交通機関では、 ベビーカーを折りたたまずに乗車できる」という、これまでの方針とは異なる新方針を決定しまた。

すでに広島電鉄や福岡市営地下鉄では実施済みですが、首都圏ではトップバッターとして東京メトロと都営地下鉄が、ベビーカーを折りたたむことなくそのままで乗車可能なことを示す、この “ベビーカーステッカー” を登場させました。

かつて昭和60年代にドイツを旅行した際、Uバーンと呼ばれる通勤電車にご婦人がベビーカーとともに乗車してくる光景に衝撃を受けたことを思い出しました。

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さすがに現在の日本でも、電車内にベビーカーを伴っての乗車はJRも私鉄もすでに実態的に容認しています。しかし車いすの優先スペースステッカーと同様に、車体や車内にステッカーを貼り出し、目に見える形でベビーカーを伴っての乗車を “公認” したという点で、このステッカー掲出は画期的な意味を持ちます。

これから私たちも、ベビーカーを伴ったお客様と出会った際、気配りと配慮がよりいっそう必要となります。
今後各地の鉄道やバス車両、駅の構内などで、この意義あるステッカーが目に見えて増えてくることを期待したいと思います。

[撮影データ]
   〇鉄道車利用の “ベビーカー優先表示” ステッカー
   〇東京メトロ 丸の内線車利用
    都営地下鉄 新宿線車両
   〇平成26年7月撮影

posted by 特急高尾号 at 21:54| Comment(0) | トピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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