2016年01月16日

No273 ふたつの週刊誌の面白さ


273-1 週刊現代・ポスト 28.1.16.jpg

現在発売の「週刊ポスト」1月29日号と「週刊現代」1月30日号を書店で見て、思わず立ち止まってしまいました。

この2誌は相対する競争誌として有名ですが、最近は「年金」、「老人ホーム」、「高齢者の性」、「グラビア」などで同一時期に同一企画を行うなど、共同で部数増加作戦を展開しているように見受けらることも度々です。

しかし今回は本屋に並ぶ2誌の表紙を見つけ、面白さと、時代の凝縮のような内容に感じ入ってしまいました。

まずはメイン企画の経済の先行きです。
正月明けから中国経済の株安影響が続いていますが、左の「ポスト」は『爆騰する日本株 これからが本番だ』と謳い上げれば、右の「現代」は『日本株 大暴落のXデーは−』と、全く正反対の視点です。
今後、どちらに振れていくか見ものです。

この他「ポスト」は、『葬式革命が始まった 戒名2万円 費用の価格破壊』、『力士の給料』など時代の先取りとお金の関心事にスポットを当て、NHKニュースも伝えた『SMAPの分裂騒動』もしっかり押さえ、かつ定番の『死ぬまでSEX』と銘打ったシニア世代性特集を配しています。

一方の「現代」は、やや玉石混合風です。
冒頭に『秋吉久美子 パーフェクトヌード』とあるところが団塊世代を意識していることありありですが、若い読者にとってはこの人誰?という感じでしょう。最近の週刊誌、と言うよりこの2誌は、昭和時代の女性タレントの昔の写真を引っ張りだしてきて、『秘蔵写真発掘!』などとよく展開していますが、やや手抜きの感が否めません。

さて、『金 正恩はまもなく殺される』と来ても、これはもうかなりの人が「?」かもしれません。
NHKの朝のテレビ小説「朝が来た」の主人公『波留』さんが冒頭のグラビアですが、顔写真と名前がまったく別の位置にあるという不思議さ−。
『NHK理事会の−』やNHK大河ドラマ『真田丸』など、NHKに関する話題がいっぱいです。良くも悪くも、NHKの3文字が並ぶと、販売部数が上がるのでしょうか。

こちらも「ポスト」同様、表紙右位置は性関係の特集文字が大きく踊っています。
『スマホで見られる−』とありますが、これまではきっと『PCで見られる−』だったはずです。このあたりも時代を反映していますね。

という事で表紙だけを見ていても、いろいろと楽しめる正月明け2誌の最新号ではありました。

[撮影データ]
  〇「週刊ポスト」平成28年1月29日号
   「週刊現代」   平成28年1月30日号

posted by 特急高尾号 at 21:00| Comment(0) | トピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。