2016年03月19日

No282 「現代」・「ポスト」 広告を読む


「週刊文春」、「週刊新潮」など、出版社系週刊誌が次々とスクープ記事をものにし、元気いっぱいと先頃お伝えしました。

今回は春の連休で3月末と4月第1週が合併号となるもう片方の雄、「週刊現代」と『週刊ポスト」の広告を見比べてみました。

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世の中高年男性の関心事と言えば、洋の東西を問わず「健康」、「お金」、「女性」と相場が決まっているようです。この2誌もしっかりと、その点を抑えています。
片方が「がんの名医50人」と来れば、もう片方は「糖尿病 60歳以上・未満のリスクと治療法」、そして記事の命名センスが抜群の「オレたちの認知症」と打っています。

「お金」で言えば、「中国経済大崩壊」・「いま下がっている株で儲けなさい」に対して「新・老後破産」の大特集です。

「女性」関係記事はもう花盛りで、両誌とも広告の3分の1が毎度おなじみの企画記事で、たいそう賑やかです。
最近の傾向は両誌とも、読者が若かった頃、つまり昭和40年代ころに活躍した懐かしいアイドル、女優のヌードを掘り起こし、紙面を飾る手法です。

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今回は片方が夏樹マリ、島倉千代子、山口いずみさんを「スクープヌード」として登場させれば、片方は「GORO&スコラ 昭和ヌードの金字塔」と銘打って、由美かおる、関根恵子、秋元ともみ、小林ひとみさんなどが登場です。
新人発掘・撮影に掛ける手間よりも、アーカイブスに依存する安直さといった空気感が伝わってきます。

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「新・老後破産」という言葉も、鬱陶しいです。
「下流老人」というはやりの言葉も含めて、なにか団塊世代の不安を煽っている、食い物にされているようにも感じます。中身は将来の生活リスク、警鐘といったありがたい記事なのですが、記事の呼び物として使用されるタイトルの使い方に、もっと優しさがあってもいいと思います。
同じ冊子に、「死ぬまでSEX 特別版」というのもありました。

このままいくと、団塊の世代の終焉とともに、両誌の役割りも終焉という事にならなければよいのですが…。
ちょつと言い過ぎましたでしょうか。

[撮影データ]
  〇週刊現代  平成28年3月26日・4月2日合併号広告
  〇週刊ポスト 平成28年3月25日・4月1日合併号広告 
  東京新聞   平成28年3月14日朝刊掲載
posted by 特急高尾号 at 14:50| Comment(0) | トピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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