2016年10月13日

No311 行きたいけど、ちょっと不安なパリ旅行


311-1 フランス旅行新聞広告.jpg

今月9日、日曜日の日本経済新聞東京版朝刊にご覧のような広告が掲載されていました。
長年海外旅行広告物の変遷を見ている私は、「憧れの−」という言葉を見つけ、『あっ、ついにまた出てきたな』と、思いました。

311-2 フランス旅行新聞広告.jpg

かつて「憧れの−」は、「憧れの花の都 パリ」と続き、昭和の時代から平成の時代まで続く、海外旅行、分けてもフランスやパリ旅行の誘導定番フレーズでした。

しかし近年、パリやフランス国内での相次ぐテロ事件の影響で、彼の地への海外旅行熱は激減−。とりわけ日本人の渡仏意欲は萎え、フランスの観光業界は冷え上がっていました。
しかし、ようやく世界各地からの観光客は戻りつつあるという事で、我が国でもやっとこうした広告の復活になったのだと思います。

311-3 フランス旅行新聞広告.jpg

でも、さすがにまだ「パリ」メインの旅行の方にはこのフレーズを付すことに躊躇があるようで、「フランス」旅行の広告の方に付されていました。

しかしこれだけ海外旅行熱が旺盛で、いまでは高校・大学生時代からどんどん海外へ行き、そしてインターネットやテレビ紀行番組からも豊富な海外旅行情報がわかる時代に、いくら何でも「憧れの−」のフレーズは古いと感じてしまいます。むしろ不安なフランス・パリ旅行というところが本音じゃないかなぁ…と家人に話すと、いやいやテロがあっても何があっても、フランス・パリは、いつの時代でも人々にとって「憧れ」なのよという言葉が返ってきました。

311-4 フランス旅行新聞広告.jpg

ところで上の「パリ・モンサンミッシェル6日間の旅」のお値段ですが、何と観光・食事付き、添乗員同行で10万円から〜12万円ですって。この値段の安さには、驚きです。

311-5 フランス旅行新聞広告.jpg

さらにさらに、JAL日本航空の羽田発直行便で、プレミアムエコノミーが往復8万円、ビジネスクラスに至っては往復18万円でアップグレードが可能だという事です。つまり羽田−パリ間のビジネスが、なんと片道9万円なのです!。(ちなみに昨年は13万円程度でした。)

しかしこうした破格なパック旅行の値段設定、航空機のアップグレード料金は、実際のところ日本ではまだまだ、彼の地のテロの恐怖がもたらす心理的影響が続いている証拠なのですね。

彼の地がどんな状態でも憧れる人々にとってはこうした価格設定は超お買い得なのですが、何よりも安全を重視する大多数の日本人にとっては、腰が上がるのにはもう少し時間がかかるのかもしれませんね。
もう少し、様子を見ていることにしましょう。

[撮影データ]
 〇日本経済新聞 平成28年10月9日 東京地区朝刊広告

posted by 特急高尾号 at 21:12| Comment(0) | トピックス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。