2017年10月20日

No357 地下30b 巨大地下空間を旅する


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平均深度地下30b、一番深い所では60bもあるという、大地の中に眠る巨大地下空間を訪ねました。

ここは栃木県宇都宮市郊外にある大谷石の地下採掘場跡地です。
ここでは今から98年前、大正8年から昭和61年まで、手掘りや機械掘りで大谷石が採掘され、全国に出荷されていました。

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大谷石は、昭和の時代まではお屋敷の門扉などに好んで使われていました。しかし現在は需要が激減し。採掘は行われていません。
自然界のこの大空間は、現在は近代産業遺産として、「大谷石資料館」の名が付されて一般公開されています。

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長い長い階段を下り切り、地下に足を踏み入れてびっくり!。
広さは2万平方b、東京ドームがすっぽりと入る巨大空間でした。最深部最は地下60b、平均気温は7度、冷蔵庫内とほぼ同じ温度です。
まさに“地下神殿”、あるいは “地下要塞” といった感で、震撼してしまいました。こうした異次元的空間に感動を覚える方にとっては、ここは聖地かもしれません。
こんなに広い空間を、人が手掘りで掘削してきたのです。

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資料館では手掘り時代の厳しい労働環境を、写真や保存された機材などを通じて学ぶことができます。
手掘り時代の光景です。すべて人力、ツルハシ一本で掘削しています。右の人は切り出した大谷石を背中に背負っています。

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手掘り時代の壁面跡です。目の当たりで見ることが出来ます。

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昭和35年からは機械掘りになりました。

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採掘された大谷石です。石炭と同様に、近代日本を支えた地下埋蔵物です。

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第二次大戦中は陸軍の地下戦闘機軍事工場として使用されたり、戦後は政府米の倉庫として使用されたこともあったそうです。
この空間ですから、映画撮影やアイドルのプロモーションコンテンツの撮影などにも大活躍するということです。古くは「セーラー服と機関銃」、最近では「るろうに剣心」の撮影も行われました。

東京から日帰りOK!。
“熟年修学旅行” 先としても最適です。もちろん若い人たちにも!。
周辺には日本最古の石仏といわれる大矢観音や高さ27bの平和観音など、学びスポットもあります。

ご注意をひとつ。
地下部分は階段が多く、また気温が低いため、年配の方は暖かくしていくとよいと思います。また足腰の不自由な方は、無理をされないことです。
近くにレストランや食堂がないため、昼食時間を挟むと “昼食難民” になります。マイカーでない方は、要注意です。

[ご参考]
[撮影データ]
  〇大谷石資料館 地下採掘現場跡
  〇平成29年10月
[交通]
  〇JR宇都宮駅から路線バスで30分 1時間に1本程度
   関東バスが「大谷観光一日乗車券」を発売

posted by 特急高尾号 at 21:59| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月04日

No355 秋空に、なんともユニーク “天狗駅”


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“天高く、秋の空” の陽気に誘われて、東京・八王子の高尾山散策を楽しみました。

ふもとのケーブルカーの駅にたどり着くと、何とこんなに大きな天狗のオブジェが出迎えてくれました
ここは高尾山の登山口、高尾登山電鉄ケーブルカーの清滝駅です。

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この天狗オブジェ見つけた登山客の皆さんは、登山の前から大いに盛り上がっていました。
特に外国人観光客の皆さんは、赤い顔、長い鼻立ちにびっくり!のようでした、


なぜこの駅に天狗といいますと、高尾山には古くから天狗が住んでいるという伝説と信仰が伝わっているためです。
それにしてもこんなに大きな天狗のお出迎えに、びっくりしてしまいました。

実はいま、ここ八王子市では「全国都市緑化はちおうじフェア」が開かれていて、この天狗は鉄道会社が協賛して造り、設置したものです。
天狗面は数千株の植物の苗に覆われ、気温が低くなるにつれ、赤や黄色の色が濃くなっていくと説明がありました。

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駅は人々が集う場所ー。
様々なスタイル、顔を持つ駅に出会うと、ほんとうに楽しいですね。
この天狗は、「全国都市緑化はちおうじフェア」の会期中、10月15日まで設置されているということです。

[撮影データ]
  〇“天狗面の駅” 高尾登山電鉄清滝駅
  〇平成29年9月24日撮影

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posted by 特急高尾号 at 21:56| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月25日

No354 大相撲 99年ぶりの大珍事


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 ▽ 大相撲秋場所星取表を掲載した、平成29年9月25日東京新聞 ▽

24日(日)、大相撲秋場所が終わりました。
前半3連敗した、“一人横綱” の日馬富士が大逆転V!。最後は見事な優勝劇を見せてくれました。

何しろ今場所は、かつて見たことのない休場力士オンパレードという、異常事態でした。

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翌25日(月)の東京新聞朝刊です。
平成29年度大相撲秋場所星取表が掲載されていました。なんと3横綱がけがで全休、2大関、1前頭4枚目も休場というとんでもない場所でした。

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星取表には休場を現す「ヤ」の字がずらりと、延々と続きます。
健在なのは、横綱日馬富士一人だけでした。その一人横綱も前半で3連敗したのですから、一体この場所はどうなっていくのかと、相撲ファンならずとも高い関心が集まっていました。

3横綱2大関の一度での休場は、なんと99年ぶりのことだと、テレビのニュースが伝えていました。
ということで当ブログでは、「ヤ」の文字が延々並ぶ星取表を載せた新聞記事を取り上げました。
相撲協会も今後力士のけがによる休場対策に取り組むということですから、こうした星取表はこれが最後かもしれません。

[撮影データ]
 〇平成29年度大相撲秋場所星取表
   平成29年9月25日(月)東京新聞23面スポーツ欄

posted by 特急高尾号 at 23:52| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月19日

No353 都会の街中 どっこい生き続ける公衆電話


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東京・渋谷の住宅地です。
何やら公衆電話らしきものを見つけました。近づいてみるとー。

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やっぱり緑の公衆電話でした。
最近は緑の公衆電話は激減していますが、公共施設やデパート、駅構内ならいざ知らず、ここは都心の住宅地です。

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住宅地ではとっくに姿を消していると思い込んでいたので、『えっ、こうした住宅地にもまだあるんだぁ…』と、新鮮な驚きを覚えました。

試しに10円硬貨を入れてみると、ちゃんと「ぷー」と音がし、通話も繋がりましたから、間違いなく本物です。

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何かの理由、しかるべき判断でここに生き続けている街中の公衆電話器ー。
モバイルの時代ですが、元気に生き続けてくださいね。
なにしろ大災害時の通信規制時、公衆電話はその対象から外されていると聞いたことがあります。

[撮影データ]
 〇東京・渋谷 緑色の公衆電話
 〇平成29年9月14日撮影



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posted by 特急高尾号 at 17:25| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月09日

No352 常温飲み物いかが。「常温自販機」!?


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ぐずついた天候が続いたこの夏でしたが、私鉄電車のある駅で、こんな自販機と出会いました。

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飲料水の常温販売です。「常温の飲み物揃えています」とあります。
自販機といえば、夏はより冷たく、秋冬は暖かくがモットーだと思いますが、これは敢えて「常温の飲料水あります!」と、反対のアピールです。

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ペットボトルの下には、「常温販売実施中」との大きな但し書きが。

一部のコンビニでは、常温のペットボトル飲料水の販売もありますが、まさか野外の自販機で常温のペットボトル飲料の販売が行われているとはー。
常識を覆される事例に遭遇すると、思わず立ち止まって見入ってしまいます。
[撮影データ]
  〇常温飲料を揃えた自販機
    京王線仙川駅構内
  〇平成29年8月撮影

posted by 特急高尾号 at 22:02| Comment(0) | 街角アラカルト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする